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日常、気になった事、どうでもよい話題などをつぶやく。

RX66T、RX72Tのオーバークロック

RX66T、RX72T について

  • RX66T は最大 160MHz
  • RX72T は最大 200MHz
  • 共に RXv3 コア(DFPU は内蔵しない)

同じ RXv3 コアの RX72N、RX72M などは最大 240MHz 動作となっている。

  • RX66T、RX72T は、主にモーター制御などに特化したデバイスで、高クロックで MTU、GPTW などのタイマーを駆動出来る。
  • また、タイマー出力を微妙に遅延させて、より細かい PWM 波形を作る事が出来る機能を内蔵する。
  • CAN を内蔵する事から、ハイブリッドや電気自動車のコントローラーとして需要が大きいのかもしれない。

RX66T は RXv3 コアとして初めての製品なので、160MHz と言う能力は何となく判るが、同時期に出た RX72T の 200MHz は何故なのか疑問を持っていた。
モーター制御としては、下位に RX24T(80MHz) などがあり、それに比べて能力が格段に上がっている。

周波数が高ければ、1個のデバイスで複数のモーターを同時にケア出来る。

普通に考えて、RXv3 コアは共通なのだから、RX66T や RX72T 用に専用のコアを設計する事は考えにくい。
RX66T は、RX72T の選別漏れでは無いかと思っている。(周波数以外は機能は同じ)
多分中身のコアベースは、RX72N と遜色無いのだろうと思える。
ただ、動作周波数が最大 120MHz のRX66N(RX72N の低速版)があり、RX72N として作ったが、選別で落ちて、低速版として再利用しているのは考えられるので、一概に、動作周波数を制限しているのかは、何とも言えない部分でもある。


オーバークロックしてみる

自分の C++ フレームワークでは、クロック設定は、「clock_profile.hpp」に、希望のクロックテーブルを実装すれば、自動で設定されるようにしてある。
SCI、CAN、I2C、タイマーの周期なども、各クラスが、「clock_profile」の設定を継承して、各クラス内で自動で計算するので、気にする必要は無いよう工夫されている。

そこで、まず、RX66T をオーバークロックしてみた。

少しづつ上げて、レイトレースプログラムで実験してみた(浮動小数点などの計算がかなり含まれる)。

結果から言うと、普通に 240MHz で動作するようだー

namespace device {

    //+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++//
    /*!
        @brief  クロック・プロファイル・クラス @n
                ・分周器の仕様を超える値を指定しない事 @n
                ・PLL_BASE は、0.5 倍単位 @n
                ・他は、PLL_BASE を基数とする整数除算値 @n
                ・詳細はハードウェアーマニュアル参照の事
    */
    //+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++//
    class clock_profile {
    public:
    #if defined(USE_USB)
        static constexpr bool       TURN_USB    = true;             ///< USB を使う場合「true」
        static constexpr uint32_t   BASE        =  12'000'000;        ///< 外部接続クリスタル
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 144'000'000;        ///< PLL ベースクロック(最大160MHz)

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 144'000'000;        ///< ICLK 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKA       =  72'000'000;        ///< PCLKA 周波数(最大120MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  36'000'000;        ///< PCLKB 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 144'000'000;        ///< PCLKC 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  36'000'000;        ///< PCLKD 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  36'000'000;        ///< FCLK 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  36'000'000;        ///< BCLK 周波数(最大60MHz)
    #else
        static constexpr bool       TURN_USB    = false;            ///< USB を使う場合「true」
        static constexpr uint32_t   BASE        =  10'000'000;        ///< 外部接続クリスタル
#if 0
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 160'000'000;        ///< PLL ベースクロック(最大160MHz)

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 160'000'000;        ///< ICLK 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKA       =  80'000'000;        ///< PCLKA 周波数(最大120MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  40'000'000;        ///< PCLKB 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 160'000'000;        ///< PCLKC 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  40'000'000;        ///< PCLKD 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  40'000'000;        ///< FCLK 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  40'000'000;        ///< BCLK 周波数(最大60MHz)
#else
        // Over clock... 動く、動くぞ・・・
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 240'000'000;        ///< PLL ベースクロック(最大160MHz)

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 240'000'000;        ///< ICLK 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKA       = 120'000'000;        ///< PCLKA 周波数(最大120MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  60'000'000;        ///< PCLKB 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 120'000'000;        ///< PCLKC 周波数(最大160MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  60'000'000;        ///< PCLKD 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  60'000'000;        ///< FCLK 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  60'000'000;        ///< BCLK 周波数(最大60MHz)
#endif
#endif
    };
}
RX66T Start for Ray Trace: 320, 240
# Render time: 371ms (1)

続いて、RX72T、こちらも、問題無く動くw

namespace device {

    //+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++//
    /*!
        @brief  クロック・プロファイル・クラス @n
                ・分周器の仕様を超える値を指定しない事 @n
                ・PLL_BASE は、0.5 倍単位 @n
                ・他は、PLL_BASE を基数とする整数除算値 @n
                ・詳細はハードウェアーマニュアル参照の事
    */
    //+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++//
    class clock_profile {
    public:
#if 0
#ifdef USE_USB
        static constexpr bool       TURN_USB    = true;             ///< USB を使う場合「true」
        static constexpr uint32_t   BASE        =  16'000'000;        ///< 外部接続クリスタル
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 192'000'000;        ///< PLL ベースクロック(最大200MHz)

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 192'000'000;        ///< ICLK 周波数(最大200MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKA       =  96'000'000;        ///< PCLKA 周波数(最大120MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  48'000'000;        ///< PCLKB 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 192'000'000;        ///< PCLKC 周波数(最大200MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  48'000'000;        ///< PCLKD 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  48'000'000;        ///< FCLK 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  48'000'000;        ///< BCLK 周波数(最大60MHz)
#else
        static constexpr bool       TURN_USB    = false;            ///< USB を利用しない場合「false」
        static constexpr uint32_t   BASE        =  16'000'000;        ///< 外部接続クリスタル
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 200'000'000;        ///< PLL ベースクロック

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 200'000'000;        ///< ICLK 周波数
        static constexpr uint32_t   PCLKA       = 100'000'000;        ///< PCLKA 周波数
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  50'000'000;        ///< PCLKB 周波数
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 200'000'000;        ///< PCLKC 周波数
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  50'000'000;        ///< PCLKD 周波数
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  50'000'000;        ///< FCLK 周波数
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  50'000'000;        ///< BCLK 周波数
#endif
#else
        static constexpr bool       TURN_USB    = true;             ///< USB を使う場合「true」
        static constexpr uint32_t   BASE        =  16'000'000;        ///< 外部接続クリスタル
        static constexpr uint32_t   PLL_BASE    = 240'000'000;        ///< PLL ベースクロック(最大200MHz)

        static constexpr uint32_t   ICLK        = 240'000'000;        ///< ICLK 周波数(最大200MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKA       = 120'000'000;        ///< PCLKA 周波数(最大120MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKB       =  60'000'000;        ///< PCLKB 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKC       = 240'000'000;        ///< PCLKC 周波数(最大200MHz)
        static constexpr uint32_t   PCLKD       =  60'000'000;        ///< PCLKD 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   FCLK        =  60'000'000;        ///< FCLK 周波数(最大60MHz)
        static constexpr uint32_t   BCLK        =  60'000'000;        ///< BCLK 周波数(最大60MHz)
#endif
    };
}
RX72T Start for Ray Trace: 320, 240
# Render time: 371ms (1)

実用になるのか?

スペックを超えて動作させるのは、現場では決して行わないが、アマチュアの遊びとしては、それなりに面白い。

現在、デバイスの入手性が極めて悪く、RX72T、RX72N、RX72M などはほぼ入手が出来ない状況となっている。
RX66T については、多少割高だが入手出来るようだ。(自分が買った時の倍近い)
※RX66T と RX72T は値段の差が少ないので(以前、潤沢にデバイスが買えた時期には、逆転現象もあった)、RX72T 一択となるだろうと思える。

まだ、タイマーなど、高クロックで駆動するペリフェラルを評価していないので何とも言えない部分もあるし、連続で動かしている時に停止するとか、色々なアクシデントはあるかもしれないが、とりあえず、動作は確認出来た。

周波数を制限する要因が何なのか、想像でしか無い為、非常にグレーな部分が多いものの、240MHz で動くなら、色々と有利な面も多い。

最近の半導体は、昔に比べて、マージンが大きいし、基本的なスペックは、元々の能力では無く、営業的な側面から決められている事も考えると、動いて当たり前なのかもしれない。

自分としては、低価格で購入でき、高性能な RXxxT シリーズは前から好きなので、これからもこのシリーズには注力したいと思う。


それにしても半導体不足はいつまで続くのか・・・

内燃機関に関する覚書

はじめに

いつもは、電子工作が中心な内容で、趣味のバイク関係がほんの少しの内容だが、最近の流れに伴った、事をつらつらと・・

CO2 と温暖化問題

この問題に関して、殆どの人はマスコミから流れてくる情報を100%信じていると思う。

そもそも、大気の0.02%しか無い CO2 が増えたから温暖化する科学的な根拠はいまだに示されていない。
※色々なメカニズムやデータは示されていても100人が納得するような根拠は乏しい物が殆ど。

以前にハワイのデータとして、「CO2 が増えたら、温度が上がった」グラフを観た事があるが、良く観ると・・
「温度が上がったら、CO2 が増えた」ように見え、実際、そうだった。
※温度が上がると海水に溶けている CO2 が揮発され、CO2 濃度が上がったものと推測される。

温暖化の CO2 犯人説は、IPCCが言っているポエムでしか無いと思われるが、何故か、この言説がまかり通っている。

これは、環境問題では無く、政治問題で、裏に隠れている本質は、世界の人口が増え過ぎた為に起こっているものと思う。
自然環境が劣化していると感じる大きなファクターは、人口が増えすぎた為に起こっているものと思われる。

大きな都市では、昔に比べて、ゲリラ豪雨(夏場)など、気象の変化が頻繁に起こると思われている。
この本質も、自動車だけでは、無い、エアコンの室外機の排熱が大きく関与しているものと思う。
※人口が少ない過疎地では、ゲリラ豪雨のような気候変動は少ない。
※エアコンの室外機は、今では、一部屋に1つはある勘定で、それが全て稼働していないとしても、都市部では莫大な熱量になる。

日本政府は、温暖化を理由に大きな税金を動かしている。
もし、本当にに CO2 が温暖化の要因なら、その税金分を発展途上国の為に使ったら、CO2 の削減を日本で減らす1000~10000倍は減らす事が可能と思う。
しかし、そのようには絶対にしないので、CO2 を根本的に減らそうとは思っていない事は明白だと思う。
単に税金を使う為の屁理屈に過ぎない。

分別とリサイクル

これも多くの人が騙されている問題と思う。

普通に考えて、分別したり、リサイクルしたら、多くのエネルギーや資源を浪費するので、環境には害悪でしかない。
※CO2 も余分に消費する。

たとえば、ペットボトルをリサイクルすると、余分に、多くのコストやエネルギー(コスト=エネルギー)がかかる。
※これは税金で負担されている。

  • 分別で余分にかかる輸送コスト
  • ペットボトルの清掃コスト(これがかなり大きい)
  • ペットボトルを分解して、材料にするコスト

これは、原油の精製から出てくる材料より多くのコストとエネルギーを消費し、しかも、製品の品質は、リサイクル品の方が低い。

それでは、どうすれば良いか?
現在の技術では、「燃やす」以外に経済的な方法は無い(将来、より良い方法が生まれるかもしれないが・・)
※焼却場では、分別により、水分が多いゴミが集中して、燃えにくくなっており、燃料をかけている場合があると聞く。


金属に関しては、分別して、回収した方が良いとの話もあるが、途中(改修や輸送など)で税金が使われているので、何とも言えない。
※これもある程度利権があるので、うさん臭い処がかなりある。


内燃機関は悪か?

欧州では、内燃機関自動車を廃止して電動自動車にシフトすると言っているが、それで、万事解決するような事項では無いのは誰でも判る。

  • 電気は多くの場合、火力発電所で作られるので化石燃料を使う。
  • 太陽光発電は、生み出すエネルギーが小さすぎて実用にはならない。
  • 原子力発電は、化石燃料よりウランの枯渇が速いと思われるし、放射性廃棄物を処理する事が出来ないので、やはり実用的とは思えない。
  • 送電線でロスする分と、リチウムイオンを主体とするバッテリーを製造する事による「環境負荷」が大きい。
  • バッテリー劣化による交換サイクルなどもかなり大きな環境負荷となる。
  • 原油を精製すると、軽油やガソリンは必ず一定量出てくるので、将来内燃機関の自動車が無くなったら、別の問題が発生する。

※将来、自動車に使われなくなった軽油やガソリンは、発電所で使われるものと思う。

他にも沢山あるが、「電動」が「内燃機関」より優れているとは(現状では)到底思えない。

なぜ、「電動」にシフトするのか?

多分、問題の一つは、現状で、高性能な内燃機関(ハイブリッド車)を全ての部品を製造して量産出来る国は日本しかない。

これが大きいものと思う。
こんな事を言うと、ドイツやアメリカでも内燃機関の自動車を製造していると言う人がいるが、「全ての部品」となると、やはり日本しかない。

たとえば、エンジンの中で、バルブ(排気、吸気)について考えても、ほぼ日本の独壇場で、高性能(長寿命で壊れない)な金属材料を作れる工場は日本にしか無い(日立金属だと思われる)。
※「たたら」による鋼の製錬をルーツ(日本刀の材料)に持っていると言われる。
※チタンバルブは、価格が高いのと、寿命が短いので量産車には利用出来ない。

中国はかなり長い間、単独で内燃機関の材料の製造、設計、組み立て、などを行う努力をしたが、日本の製造技術に追いつく事が出来ないのであきらめた、そこから「電動」にシフトしだした。
※中国単独で製造したエンジンの寿命は、日本製の 1/5 とか 1/10 程度しか無い。
※中国の高性能内燃機関自動車の多くは日本製のエンジンを OEM している。
※欧州やアメリカは、かなり前にお手上げ状態となっていて、日本製の部品を輸入したり、電動自動車に舵を切ったと思われる。

これら事実から、このまま内燃機関のハイブリッド車が支流になったら、自国の産業が死滅してしまうので、脱炭素とからめて高性能な内燃機関の日本車を排除する政治的な戦略を進めているものと思う。
このような「手練手管」は白人の独壇場だ、日本人はお花畑な人が多く、「人は卑劣な事をしないものだ」と思っているので簡単に騙される。

まとめ

マスゴミや、腐った政治家の言う言説を鵜呑みにしないで、自分で考えたり、調べたりしないと、間違った方向に誘導されてしまう事になるのではないか?

「自動車」メーカーが CO2 の削減とか言っていたり、電動自動車シフトに抵抗する様子が無いので、
多分、このままでは、内燃機関は駆逐され、将来は、嗜好品になり、クローズドコースだけでしか利用出来ないような世界になるのだろうか・・

WR250X のクラッチ修理(その2)

やっと修理出来たー

※ブレーキペダルが邪魔なので、外してある。

随分時間が経ってしまったが、やっと、クラッチの修理をした。


金属プレートの計測

クラッチ板は減るのは理解出来る、だけど、こんな「硬い」金属プレートが減るの?
ノギスで測ると、殆ど差が判らないので、マイクロメーターで計測してみた。

その「差」わずかに0.04mm、6枚で0.24mm、こんなの誤差のように思う・・

以前に「金属プレートを交換する意味」として、熱が入り歪む場合があると聞いたので、定盤に乗せて歪みを計ってみた。

※この状態で、プレートを回すと、歪みがあれば、数値が動くと思われる。

全く問題無い・・・

だけど、折角買ったので、新品に交換しておく・・・


クラッチスプリングを強化スプリングへ

色々調べると、WR250R、とWR250Xではスプリングが異なるようだー
※WR250Rの方が強化スプリング

そこで、強化スプリングへ交換した。

YZ125と同じ物との事で、純正ではないサードパーティー製を購入(少し安い!)

強化スプリングの方が自由長がかなり短い・・


クラッチホルダーの交換はスルー

一応、クラッチホルダーも購入したが、何だか勿体ないので、交換はしないで、とりあえず、この状態で様子を見た。

直った!

少し走ってみたが、以前のようにパワーをかけてもクラッチが滑る気配は全く無くなった。

多分、「強化スプリング」が利いているものと思う、それにしても微妙な不具合だなぁー

試走

とりあえず、近くの峠でガツンとアクセルを開けてみて滑らないか試してみたが全く問題無い。

ただ、やっぱ多少クラッチは重いかも・・

いつものコースで一回りしてみた。

  • 県道30号
  • 県道33号
  • 県道18号
  • 国道139号

やっぱりクラッチが滑らないと快適に走れて気持ちイイ~

2021年、扇山登山、その1

今年初めての登山

自宅から「扇山」山頂(1138m)へは直線距離で約3.5キロ、結構近いが、上れば往復6時間くらいかかる。

自宅からは、宮谷地区からの登山道を利用する事になるが、使う人がほとんどいない為、整備がされておらず、かなり荒れている。
それに、かなり大回りしなくてはならない・・

かと言って、鳥沢駅や、猿橋駅方向からだと、遠回りでもあるし、時間がかかり過ぎる。

そこで、最短ルートで登れそうな経路で登る、「アドベンチャースタイル」w、を開拓しつつある。
道は険しいが、登山道と違って面白味があるし、同じルートを通らないので、毎回新鮮だ。

この方法は、5回くらい、色々なルートで登って、「何とかなる」と思えるようになった。

今回は、新規ルート、事前に等高線を調べて考えたルートで登り、ほぼ同じルートで降りてきた。
※上りは3時間、下りは2時間30分くらい。

上りは意外と簡単だが、下りは難しく、稜線に沿って下りていると思っても、いつのまにかルートから外れて、急な斜面を降りていたりするので、細心の注意が必要となる。
間違ったルートを一旦下りてしまうと、登る事も降りる事も出来ないような、緊急事態になったりする。
※以前にそれで、崖から転落するとこだった・・
※砂防ダムも注意が必要で、絶対に小川を下りてはいけない事を悟った。

宮谷からの上り口

稜線はいくつもあるが、急過ぎて使えない場合や、生えている木の種類、倒木、岩の状態など、難易度が異なる。
また、最初はなだらかでも、途中で急こう配で登れない場合もある。(迂回も出来ない)
※2月頃、プレ登山で状況をある程度確認しておいた。

登山道からU字溝が見える場所から入っていく。
この辺りは、植林された木々で、作業用の道らしきものがあるので、それに沿って上っていく。
途中から稜線に沿って登っていく。

多分ルートは、上のようなもので、途中、急こう配があるが、それをクリアすれば、稜線に沿って登っていける。
1109mの処に合流しれば、通常の登山道となる。
ここまで来れば、整備されていて、登山客も多い。
この「赤い」ルートは単に稜線に沿って登るだけの簡易的なルートだが、所々、ピンクのテープが巻いてあるので、以前に誰かが上った事があるものと思う。
ルートには動物の糞(鹿や小動物?)や足跡がある、最近は、それが新しいのか古いのかが判るようになってきた。







写真で見える景色は、普通に見えるが、斜度はそこそこあり、登りは結構厳しい!

下りのルート選び

登山道では無い、稜線を下るのは、標高が高いと、道が狭く、他にルートは無いので、単純で簡単だが、降りるにしたがって勾配が緩くなると、行ける範囲が広がり、選択枠が多くなる。
そうすると、思ってもしない方向に行ってしまう事が起こる、それを補正しながら慎重に下っていく。

iPhone アプリ「ジオグラフィカ」を使い、ルートを外れていないか確認しながら降りていく。(このアプリ、非常に便利)

途中、間違ったルートを下りて登ってをしたが(ロスは100mくらい?)、無事に宮谷の登山道まで降りてこれた。

富士山は、途中見えていたが、山頂に付いた頃(お昼)にはガスって見えなかった。

多分、今までで一番速い。

それでも、6時間近く歩いたので、ヘロヘロになっていた、2日くらい筋肉痛だった・・

このルートは、中々面白いので、もう一回くらいは挑戦してみたい。
iPhoneの助けを借りずに、降りてこられたら、文句は無い。

通路に石板を敷く(リホーム)

通路を整備

玄関横に、60センチくらいの隙間がある。
正面の門を通らないで、駐車スペースから玄関へ出入りが出来るので、通り道になっている。

ここは、拳くらいの石ころがあり、ベースが土なので、これから暖かくなると雑草が生えてくるし、デコボコして歩きづらい。

前から何とかしたいと思っていたが、中々行動出来なかった、最近凄く暖かくなったので、材料を買って作業をした。

材料

  • 石の板、30センチ四方で4センチくらい、1枚220円くらい(合計18枚)
  • 砂(20Kg、2袋)
  • 小玉石(20Kg、1袋)

作業

石や、土をどけて、石板が横のコンクリと面一になるようにした。
数センチ掘るだけだが、思った以上に大量の土と石が出た。
これは、とりあえず、庭の隅に運んだ、後で、石ころを除いて、土は、山に捨てにいく。

石板の高さは、下に砂を敷いて高さ調整をした。
※思った以上に大量の砂を使う・・(20Kgが2袋でも多少足りない・・)
本来、水糸を引いて、高さの基準を出しておき、そこを基準に高さ調整すべきだが、適当に見た目でやったので、かなり上下がある。
これは、後々改修しようと思う。

石板を並べると、最後の2枚は長すぎなので、6センチ程短くした。
1枚は急ぎすぎて失敗し、端を割ってしまった・・・

割りたい場所、裏表で、数ミリ溝を作り、そこを集中して叩くと、応力が集中して、そこからうまい具合に割れる。
少しだけ、大きすぎだったので、少しづつ削って整えた。

壁との隙間には、「小玉石」で埋めるつもりだが、全体の高さが合っていないので、それを修正してからにする。

デジタル制御ハンダごて

TS100 について

かなり前から一部の人達の間で話題になっていた「デジタル制御」のハンダごてを購入した。

非常に小さく、軽いが、かなりパワフルで、温度制御が素早く、安定しているのが「売り」となっている。

マイコン内蔵で、かなり厳密な温度制御を行っている。

小さなLCDが本体にあり、温度を設定する事やモニターする事が出来る。

電源

電源は、DC12V~DC24Vくらいまで使えて、電圧が高い程、温度上昇が素早くでき、熱容量も大きい。
※当然、消費電力に見合った電流を流せる電源が必要となる。

DC24Vで、300度まで10秒となっている。

コテは、先端部(ヒーター内蔵)と本体に分かれており、一般的なハンダごてとは構造が異なる。
※専用のコテ先が必要で、ヒーター内蔵なので割高だが、入手性は良いようだ。

最近は、USB-C を電源とするタイプがあるが、まだ割高なので、旧タイプ(TS100)を選んだ。
自分の買ったパッケージは、19VのACアダプタが付属しているが、コードの柔軟性がイマイチなので、柔らかくて細いコードと交換しようと思う。

まとめ

本体とコテ先を固定するのに、1.5mmのスクリューキャップレンチが付属していたが、粗悪品で、使えなかったので、自前の工具を使った。

自分は、大陸から買ったので商品が届くまで2週間強くらいかかったが、国内で買うより安かった。(6000円くらい)
※本体だけならもっと安い。

まだあまり使っていないので、詳細なレビューは、後々しようと思う。

WR250X のクラッチ修理?(その1)

クラッチが微妙にすべる・・

最近、でも無いけど、アクセルを大きく開けてパワーをリアにかけた時にガクガクする症状が出始めた。

始めは、エアーフィルターかプラグの不良なのかと思ったけど、どうやら、微妙に半クラになって滑っているようだった。

急加速をさないようにアクセルをゆっくり開けると、まぁ乗れるので、しばらくそのままにしていた。

引っ越しの際、サービスマニュアルと部品カタログがどこかに梱包され、少し探したが見つからないので、対応を難儀していた。

クラッチを交換

このままでは、加速ができず楽しくないので、とりあえず、クラッチの消耗だろうと思って交換する事にした。

クラッチプレートは全部で7枚、結構高い!

カバーを開ける際、ブレーキペダルが邪魔なので、リアのマスターシリンダーを外して、タイダウンで引っ張って、避けるようにした。

クラッチプレートの厚みを計測したが、まだ交換限界には達していない、しかし、折角新品を買ったので、交換した。

しかし、症状は直らず・・・

クラッチの遊び調整ネジ

WR250 には、クラッチの遊びを調整する機構が、クラッチ側にある事が判り、色々調整したが、症状は直らず・・・


クラッチの交換パーツは、セットになっているものがある。
こちらは、クラッチプレート、金属プレート、バネの全セットだが、当然のようにバカ高い・・・(2.5万くらい)
他は、消耗はあまり考えられないので、クラッチプレートだけ買ったが・・・

クラッチプレートでは無いとすると、クラッチスプリングくらいしか思いつかない・・

クラッチスプリングを交換

一応、クラッチスプリングの自由長を計測してみた、「40.6mm」交換限界は、「39.6mm」だが、他に考えられる部分も無いので、新品を購入。
新品の自由長は「41.0mm」たった0.4mmしか改善しないのかと思ったが、交換してみた。


クラッチワイヤーに注油

ついでに、クラッチワイヤーに注油した。
ワイヤーインジェクターを使って注油するのだが、これが、結構駄目だ・・・
隙間から漏れて、入っていかない・・・

そこで、昔からの方法、注油するのは、今回は「ベルハンマー」、この液体は粘性が少ないので、パーツの袋を利用して、漏斗を作り、隙間に先を入れておく。
そこに、ベルハンマーを注ぐと、重力で中に入っていく。


ワイヤーの動きは渋くはなかったが、スルスルになった。

前より良くなったが改善しない・・・

交換して、試乗したが、やはり滑る・・・

どうしたものか・・・

WR250 には、アフターパーツとして「強化クラッチスプリング」とゆーのがある、しかし、純正の2倍以上のお値段・・・

うーーんどうしたものか・・・

ネットを調べると、YZ125(モトクロスレーサー) とか WR250R 用のスプリングが、WR250X より「強化タイプ」である事が判り、今度はそれを注文した。
部品の到着待ち・・・

今回はここまで・・・

後、クラッチを抑えているアルミ部品も注文しておこうか・・・


その2

DELL U2718Q の修理(その2)

電源が豪華

このモニターの電源はかなり豪華な創りでコストをかけているように思う。


モニターの要は、液晶よりも電源なんだと実感する。

こんなに豪華な創りの電源は久々に見たー
※AppleのACアダプターを分解した時にも、使っている部品や構成など、凄く感心したが、それと同等くらいの感動がある。

AppleのACアダプターの場合は、コンパクト化で、ありとあらゆる空間を有効に活用する為、3次元的に部品を配置して、全く隙間が無かった。
この電源はスペースには余裕があるので、一見、部品の配置はスカスカだが、裏面には、かなり表面実装の部品を配置してある。

使っている部品もグレードが基本的に高いように思う。

消費電流はそんなに多く無いけど、ちゃんとPFC対策電源になっている。

制御ICの型番は、削ってあり、消されている。

最終段は 18V で、そんなに電流は流れないけど、FETによる同期整流回路を採用しているようだ。

この電源なら、簡単に故障しないだろうと思われる。
※どこぞの中華電源とは、全く別次元のグレードw


コンデンサが到着

コンデンサが到着したので、部品をハンダ付けするものの、パターンが広く、熱が拡散して、思ったようにハンダ付け出来ない。
※秋月の送料は、1万円くらいじゃないと無料にならないが、500円くらいなので、他に欲しかった部品を少し加えて、通販した。
それでも、秋葉原に行って帰ってくるだけで、2500円くらいかかり、往復6時間は電車に乗る事を考えると、2、3日かかってもかなりマシだ・・・

鉛フリーのハンダも、このような場合にはハンデとなると思うが、それにしてもかなりヘタクソ・・・
でも、一応、ちゃんと付いている事を確認した。

うっかり外した電源コネクタ近くの電解コンデンサは、頑張っても、ハンダを吸引出来なかったので、ストックしてあった物を無理やり付けた。
※220uF、25V

一部のコネクタを壊していた

最初に分解する時、この部分のフレキコネクタを壊してしまった、よく見えなかったのが原因だが、かなり気を付けていたつもりなので、自分的にかなり精神的ショックが大きい。

コネクタを交換する事も考えたが、これは、液晶パネルの温度を計っているらしいので、まぁ、無くても問題無いと判断した。
一応、ケーブルを挿して、隙間に厚い紙(名刺)を挟んで、何とかなったと思う。

このフレキコネクタと同じ物を探すのも大変そうで、通販に日数がかかると思うし、交換の手間もスキルもかなり高い。

あすか修繕堂

と呼ばれるネットショップ(YouTubeに修理の動画が沢山ある)に、

あすかリムーバー

「低温ハンダ」が紹介されている、これを使えば、取り外しは可能と思うが、3cmで600円と高価だ・・

組み立て

いつも後悔するが、分解する前に写真を撮っておくべきなのだが、今回も忘れている。

分解の様子は、その時は覚えているが、数日たつと、どうなっていたか忘れている・・・
組み立ては、パズルのようだが、そこまで難解ではなかったので、何とか元に戻せた。


一応直ったようだー

電源を入れてみるー

電源ランプが点いて、画面にロゴが表示された、どうやら直ったようだー


一応、MacBook Pro 13 に接続してみた、問題無い。

直る事が判っていれば、モニターを注文しなかったのだが・・・

折角直ったのだから、メインモニターに戻すべきなのだが、買ったばかりのモニターなので、迷うところ、一番の問題は、間違って解像度が低いモニターを買ってしまった事だ、同じ解像度なら、新品モニターを迷わず使うのだが・・・

でもまぁ、やはり解像度が高い以前のモニターを使うべきなのだろうなぁー・・・

P-LAP III のセンサーを修理

今年の「もて耐」は3時間

今年は、縮小プログラムで、3時間耐久となりました。

自分が参加している「Blue Eyes」は、今年、超有名レジェンドライダー3人がゲストとして参戦します。

世界的都合で3時間耐久になってしまったものの、お手伝いで参加出来るのは非常に光栄でもあります。
※来年は、是非ライダーとして参加したいです。

「レジェンドライダー」は、「もて耐事務局」が、正式なエントリーリストを公開するまでお待ちください。

昨日は公開練習日でした

今まで、二回あった公式練習日は、両日、天気が悪かったのですが、昨日は、晴れて、ドライで走れたようです。
Blue Eyes のメインライダー(五十嵐さん)が一番時計の15秒9を出していました、流石ですーー

そして、恐るべきレジェンドライダー、実線を離れて30年、ほぼバイクに乗っていなかったのに、初めてのコース、初めてのマシンで、数十分乗っただけで・・・(69歳)
40秒くらいから始まり、周回毎に少しづつタイムを削っていきますー

ですがー、今回はフルグリッドで、台数が多く、クリアラップはほぼ取れない状況、そして、スキルの差が大きく、極端に遅いライダーもいます。
その中で、ほぼ毎周同じくらいの割合でタイムを削っていく・・・
確か、全体で8周くらいしたと思いますが、ベストを更新しなかったのは、2周くらいだったと思います。
そんな事が出来るものなのか、魔法のようで、非常に感銘を受けました。
車載カメラの映像を見ると、レコードラインにレールがあるかのように、綺麗にトレースしています。

1、2コーナーで観ていた人が、あまりにリラックスしていて、全く無理をしている感じがしないと言ってました。

流石、世界戦で優勝した実績は伊達ではありません・・


他のレジェンドライダーも凄くて、ここでは書ききれません、別の機会に・・・(濃いライダー三人もーー)



CBR-250RR レースベース車は、モノブロックと、JB-MAGTAN で武装!
そして、多分、「初」のヨシムラマフラー

P-LAP のセンサーが壊れてる

ライダーには気の毒でしたが、P-LAPのセンサーが壊れていて、走行タイムは、サインボードでした・・・

直るかどうか判らなかったけど、預かってきました。

センサー基板が腐食している

サーキットには、マグネットバーが埋設してあり、それを通過する事で、ラップタイムを計測する仕組みがあります。
※これは、レースで使うトランスポンダー(ループコイルゲート式)とは異なるもので、どこのサーキットでも大抵はあるようです。

センサーは、磁気を感知して、ラップタイムを計測します。


センサー部はシリコンが充填されており防水加工されていますが、不完全で、水が浸入して、腐食したようです。

よくよく観察しましたが、基板のパーターンは生きていたので、クリーニングして、「追いハンダ」してみました。

直ったようです。

センサー部にマグネットを通過させると、ラップタイムを計測します。

P-LAP III は区間タイムを計測可能

昨日知ったのですが、このラップタイマーは区間タイムを計測できるとの事。

えーーー、どのような原理なのか?

聞いた話では、
「区間タイム計測モードでは、4回計測で、1周とする」
と聞いたのですが、そんなハズはありません。
自分は、P-LAP I の壊れたセンサーをもらい、直して、自作の計測器で使っていますが、普通に1周で1カウントでした。

そこで考えられる事は、P-LAP III のセンサーはアナログ式で、センスした、磁気の強さを観ているものと思います。
区間タイム計測用のマグネットバーは、ラップタイム用より、磁力を下げているのだろうと思いました。
それなら、ラップタイムと区間タイムを分離計測できるものと思います、そして古いラップタイマーでも今まで通り計測できるものと思います。

山歩き始めたー

最近体重ヤバイ

大月に越して、自宅で、作業するのが続き、外にあまり出ない事が続いたら、体重(腹)がヤバイ事になっていた。
以前は、出向とかしていたので、週の半分くらいは、電車に乗り通勤している事もあったけど、ここ最近、自宅で全て完結するので、外に全く出ない日が殆ど。

体重を計ったら、8キロくらいは増えている・・・
これはヤバイなぁーとゆー事で、少し運動して燃費の悪い体作りをする事にした。
※食事を減らすのは良くない。
※山歩き用のシューズを買っておいた。

灯台下暗し

良く利用する駅「鳥沢」では、登山する感じの服装な人を良く見かけて、へー「登山するような処が近くにあるんだー」って思った、興味無かったのでスルーしていた。

調べると、自宅の前には、百蔵山、扇山といった1000m台の山がある。
この位の標高だと(鳥沢駅が既に300mくらいの標高)、スキルに関係なく、散歩感覚で山歩きでき、天気が良ければ頂上から、富士山も見えて中々のスポットだと知った。

  • 晴れていても、富士山方向は、雲がかかって見えない事が多い。
  • 適度な斜度があり、登り、下り共、足腰を鍛えるのに丁度良い。
  • 小学生くらいの女の子や、年配の人なども見かける。

一回目:百蔵山(1003m)アタック

  • google マップでは、登山道は表示しないので、国土地理院の地図で、登山道を一応確認した。
  • 宮谷地区から、山頂に至る登山道がある事が判り、とりあえず、そのルートで登ってみた。
  • 頂上では、時間が遅かったので、富士山は見えたが、それなり。
  • 頂上では、まだ元気は残っていた。
  • 下りは、同じルートを通るのはシャクなので、猿橋駅方面に抜けるルートを通った。
  • 1時過ぎくらいに家を出て、戻ったのは7時前くらい、今の季節真っ暗だった。


登り3時間強、下り2時間半くらいで、トータルで6時間くらいかかり自宅に戻ってきた・・
最近こんなに歩いたのは久々で、ヘロヘロになったー、下りは、足全体が筋肉痛でガクガクして痛くてそろそろ歩いてた・・

  • もっと楽な工程と思っていたが、意外にキツイ。
  • 普段、バイクや車ばかりで、すっかり足腰が衰えているようだー・・・

二回目:扇山(1138m)アタック・・失敗

今回は、距離的には百蔵山より長いので、午前10時過ぎくらいに家を出た。

うる覚えで、適当に登山道らしき道に入ったら途中で、小川の横を登り、宮谷地区の水の取水場らしき場所に出る。
コンクリートで出来た水槽のような物があり、トタンで塞がれ、上に重石が置いてある、管理されているようだー。

大した距離では無いけど、戻るのは何となくイヤだったし、小川の脇に登れそうなとこがあったので、そこを登れば、登山道に合流するだろうと進んだ。
※この判断が散々な目に合う・・・

それなりの斜面を、登っていくと、「これは登れないな」とゆーよーな崖に行き着く、仕方なく、回り込みさらに進んで行く。
意外と、行けるので楽しくなってガンガン進む。
※かなり「山」を舐めてた・・・

そんな事を繰り返していると「稜線」のような場所に出て、これを登れば、登山道に出るんだろうなぁーと登って行くと、断崖だった・・
これはヤバイと思い、何となく獣道らしいとこがあるとこに回って進んでいったが、途中でそんな道も無くなり、谷で、進むことも戻る事も出来ない状態に・・
かろうじて、下る事は出来そうなので、仕方なく下って行った。
「落ちたら死ぬかも」くらいの場所に遭遇するも、冷静に、ルートを判断して、下っていった。

降りて行くと、谷になっているので、水が沸いて集まって小さな川になっているが、流量は僅か。
岩がゴロゴロしていて、非常にあるきづらいが、安全な方法でどんどん下る。

下って行くと「砂防ダム」が現れた、このまま下れば戻れると思ったが、高さがあり降りれないようなとこもあるので、一旦避け、谷から森に回って、歩けそうな場所を下っていった。

森の中は歩きやすいが、小川の流れている谷から離れだしたので、修正しながら下っていった。

最初の登山道に入ってから休みながら3時間以上、ウロウロしている。

小川から、大分離れてしまったので、一旦小川の方向に戻ってみたら、登山口の近くまで戻ってきていた。

教訓:
自然の山は複雑で、高低差が激しく、一筋縄ではいかない、ハイキング気分でどうにかなるような場所ではない。
これに懲りて、「探検」は程々にしないと・・・

三回目:扇山(1138m)アタック

二回目の失敗で、ジーンズを破いてしまい、手も岩で切った。
それで、山歩きに適したパンツを Amazon で買っておいた。

今回は、登山道を普通に登って、変な冒険をしないと誓った。

事前に、地図を見て、登山道の場所を十分確認しておいた。

今日は天気が良く、暖かくなりそうなので、7時20分くらいに家を出た。

ただ、宮谷方面から、登る登山者はほとんどいない(鳥沢駅と猿橋駅の中間くらいなので)ようで、登山道は荒れていて、整備されていない。
倒木が多く、迂回したり、道が複数あり、どっちに進んだら良いか判らない場所もある。
登山道には、要所にそれらしい目印(ピンクのテープが木に巻いてある)があるので、間違う事は少ない。

かなり急な斜面もあったが、何とか、百蔵山と、扇山を結ぶ登山道にちゃんと出た。
方向感覚が狂っていたのと、「扇山」標識の矢印が無かったので、百蔵山方面に歩いてしまい、途中で気が付いて、引き返した。
※これで40分くらい損をした。

扇山へのルートは、稜線と言えども、幾つか山を越え、かなり急な斜面もあり、既にかなり体力を減らしているので、休み休みで中々進まない。
この日は土曜日だったので、何人かの登山者に抜かれていった。

鳥沢駅から扇山の登山ルートの分岐手前の急な斜面で、霜があった、最近昼間は暖かいが、昨日は氷点下まで下がったのだろう。

やっとの思いで、山頂に付いた頃には11時40分くらいで、頂上には、数組の登山者が休憩していた。
今日は、天気は良いが、富士山方面には雲があり、富士山は見えないのが残念だった。
※大月に住んで判ったが、朝は富士山が見えても、昼に見えない事は多い。

自分は、500ミリの水二本とタオルくらいしか持っていないが、一般の登山者は、充実した装備と服装で固めている。
頂上でお湯を沸かして弁当を食べているグループがいて、次来る時は、弁当くらい持ってこようと思った。

既に足がガクガクで、厳しい状態だが、お腹も減っていて、何か食べたい、しばし休んで、下山する事にした。

下山ルートは、「鳥沢駅方面」こちらの方が距離が短く、楽だと思う。

登りと下りでは、使う筋肉が違うが、半分も下ったら、「下り用筋力」も限界気味で、休み休みゆっくり降りていった。
でも、登るより早く楽だった。
※登りの半分くらいの時間で下る感じ。

途中、小学生くらいの女の子を含んだ家族連れとすれ違い、軽々と登っていく様を見て、自分の体力の無さを実感した。

1時30分くらいに、登山道の入り口くらいまで降りてきた(大月カントリークラブの入り口)。
自宅は宮谷なので、鳥沢駅には行かないで、掛川ウェルネスパーク方面に下っていった。
ここには、うどんなどの食事をする場所がある。
30分くらいで、食堂までたどり着いて、やっと食事にありついた。
しばらく休憩して、自宅に戻ったのが3時くらい、自宅で甘い物を食べて、5時前くらいまで寝てしまった・・

山歩きに便利なアプリ

国土地理院の地図には、登山道が破線で示されている。

google マップでは、車が通らないような道は、詳細な情報はほぼ無い。
※人気の登山道などは、ストリートビューで確認出来る場合があるようだ。

ネットでは、当然ながら、接続しないと地図を見る事が出来ない。

しかしながら、探すと、山歩きに適したアプリが色々見つかる。

今回は、「ジオグラフィカ」を紹介する。
※開発者自ら、テストを行っているようで、どのような機能が必要で、利便性などに関して、非常に良く研究され、開発されている感じがする。

この手のアプリは、事前にネット接続して、該当する地図を一時的に貯めておく事で、ネット接続が出来ない状況でも、地図の確認が出来る。
また、携帯の GPS と連携して、地図上に自分の位置を示す事が出来る。
ただ、バッテリーの消費は、それなりにあると思うので、モバイルバッテリーなどの用意は必要なのかなと思う。
基本は無料だが、保存できる容量は100メガバイトに制限される、機能制限を外す場合、960円の課金が必要だが、アプリの完成度を考えると「安い!」と思う。
※100メガでどのくらいの範囲を保存しておく事が出来るか、判らないが、数時間で往復出来る範囲はカバー出来るものと思う。

※扇山の山頂では、ギリギリアンテナが立つ(4G、KDDI)状態だった。