LEDライト(その2)

以前、ライコランドのセールにて、先着でLEDライトが貰えるキャンペーンがあった、その時はチェーングリスかなんかを買ったら最後の1個ギリギリでゲットした。
早速、中身を確かめてみると、単4電池3本仕様で、5mmの白色LEDが9個付いている。

自分的には、使い捨て電池を買いたくないので、エネループで使いたい、しかし・・・

そもそも、白色LEDに電池3本を直列に繋ぐ事自体、かなり無理な仕様で、LEDに流れる電流は、電池の電圧によって大きく変化してしまい、電池が新しい場合は定格を超えて電流が流れて、LEDを痛めてしまう。

そこで、改造(改善)、電池ボックスは、単4、3本仕様なので、エネループの単4を2本仕様として、空いた1本分のスペースにLEDドライバーを組み込む。
以前に沢山買ったリニアテクノロジーのLTC3490を使い、点滅用のマイコンも仕込んでみた。
※問題は、点滅モード切り替えをどうするかだ・・・(これは今後の課題)
※中にホール素子を入れて、外からマグネットで制御するのが良さそうかな

5mmのLED9灯なので、350mAでは流れすぎる、LTC3490は凄く良く出来ていて、「CTRL/SHDN」端子の電圧を制御する事で、電流を制御出来る、今回は、電源電圧を半分(1M+1M)にして、150mA(計算値)とした。

ドライバー回路を組み込んだ事で、グランドを別に取る必要があり、色々考えた末に、電池ボックスの後ろに銅版を曲げて、接続端子を設けた、クッションの付いた両面テープで張ってあるので、その微妙なクッションで、ケースに接触出来ている。

メディアプレイヤー(11月21日版)

を、また少しプログラムを更新しました。

ソースコードと実行バイナリー

一応、「メディアプレイヤー」とは何?、って人もいるので、少し説明するとーー
・OpenGL、OpenAL、POSIX 系など機種依存性が低いAPIを使い、マルチプラットホームを目指した、ソフトウェアー
・「音楽」プレイヤーでは、MP3、WAVの再生が可能(今後増やしていく予定)
※TAG に含まれた、画像をジャケットとして表示し、曲名、アーティスト名などを表示
・「本」プレイヤーでは、ZIPでアーカイブした画像ファイルの閲覧が可能
※bmp、png、jpeg
※俗に「自炊」したファイルのビューアーに適するような構成としている
・「画像」、「動画」プレイヤーは実装中で研究中・・・
・機能追加、実験、の最中なので、機能的に不十分な点や不具合は多い(現在は、プレビュー、ベータバージョンとする)
・当初は、車にPCを積んで、その再生用として、また、研究用として実装を始めた為、一般のWindowsアプリなどとは、操作、GUI に対する考えが異なり、独自の操作系と見た目をしている
・描画は、全てOpenGLで行っており、その機能依存な部分があるので、古いPCや、ネットブックなどOpenGLなどの描画性能が低いPCでは正常に動作しない場合があると思われる。
※ダブルバッファ、フルカラーで、ある程度の描画を行った場合に、60フレーム以上の描画能力が出せるビデオカードとCPU能力が必要
・試してはいないが、タッチパネルの操作を考慮した操作系としている。
※シングルタッチ仕様、(マウスでは、左クリックのみ使用)
・オープンソースにするつもり
・iPhone、iPad、Androide 版を作るつもり(こちらは有料にする予定)
・いくつかの、オープンソースライブラリーを使っている。
・基本的にC++を使って実装されている
・開発はcygwinを使い、gcc(g++)を使っている
・仮のビジュアル(ボタンやスライダーのビジュアル)

など、など、現状まだ完成度は低いけど、使ってみたい方は試してみて下さい。
※ソースコードは、OpenGLを使った、ゲームのフレームワークなどの研究用、実験用として参考になるかと思います。

操作方法:
(1) ホーム画面

・「音楽」、「本」、「画像」、「動画」ボタンのいずれかを選択

(2) 「音楽」プレイヤー

・左下のボタン ---> ファイル選択ボタン
・スライダー ---> マスターボリューム
・中央左ボタン ---> 前曲
・中央ボタン ---> プレイ、ポーズ
・中央右ボタン ---> 次曲
・右下ボタン ---> ホームに戻る

(3) 「本」プレイヤー

・左下のボタン ---> ファイル選択ボタン
・中央左ボタン ---> 次ページ(左カーソルキー)
・中央右ボタン ---> 前ページ(右カーソルキー)
・右下ボタン ---> ホームに戻る
※ボタン類(GUI)は、マウスカーソルをGUIの領域から出して、5秒程で隠れる、マウスカーソルをGUI領域に入れると再び現れる
※画面の中心から左半分をクリックすると、「次ページ」、右半分をクリックすると、「前ページ」

(4) 「画像」プレイヤー
作業中・・・

(5) 「動画」プレイヤー
作業中・・・

メディア・プレイヤー

メディア・プレイヤーとして作っているソフト、アップデートしました。

ソースコードとコンパイル済みバイナリーは、ここに置いてあります。

前回、自炊用に「本」などを閲覧できるブックリーダーをとりあえずリリースしましたが、今回は音楽プレイヤーを強化しました。

※解凍すると出来る「res」ホルダーは、実行ファイルが読み込むリソースです、実行ファイルと同じところに置いておきます。

↑起動すると立ち上がる「ホーム」です。
※GUI とかは仮の物です。

↑「音楽」を選択すると、「MusicPlayer」に移ります。

・左下のボタンを押すと、ファイラーが動くので、それで、MP3、WAVファイルのいずれかを選択すると再生が始まります。
※現状の実装では、データベース管理されておらず、フォルダー内のファイルを順次再生するだけです。

このソフト、開発の目的は、車載用なので、最低限の車載向け機能を付けて、実際に車に載せて使ってみようと思いますが、タッチパネルの付いた液晶が欲しいとこです、それと、PCの電源を自動で入れたり切ったりする機構を付けたいとこです(これは、AVRマイコンを使って電源管理しようと思います)。

・「画像プレイヤー」は手を付けていないので、機能しません・・
・「bookプレイヤー」は一応機能します。
※「スペース」キーを押すと、ファイラーが立ち上がるので、zipで固めた書庫ファイルを選択します。


※マウスの「右左」ボタンか、矢印キーでページ送りをします。

実行バイナリー、DLLが足りなくて動かないとゆー指摘を受けたのでアーカイブしなおした(汗;)
ソースコード共に微修正

USB キーボード/マウス切り替え機

先日買った、USB 切り替え機。

やっぱり、地雷だったようだー、まずー
・説明書には、「無線」マウスなどのドングルは非対応となってる。
※実際、試すと、まぁ、大体使えるようではあるが・・・

・PCが待機モードに入ると、ハングアップする。
※マウスキーボードを触ると、待機モードから、ログイン画面にはなるが、キーボード入力も出来ないし、マウスも動かない
※現在の回避方法として:
(1) 切り替えボタンを押して、別のPCに切り替え、もう一度戻す
(2) しばらく待つ(5秒くらい)と、USBが再接続されるみたいで、この時に、認識される
↑これで、何とか普通に使えているが、何がそんなに難しいのか問い詰めたい気分ではあるー

今までに PS2 のやつなど色々試しているが、どれもクセがあり、まともに使えたものが無い、今回も期待したものの期待外れ感が強い!

かと言って、2台のマウスとキーボードを使って切り替えて使うのも面倒だし場所を取るしで、まぁ、2000円くらいなので、これで良しなのかもしれないけど・・・

自転車用LEDライト

最近売られているライトは、ほとんどが LED の物になっています。

1000円も出せば、LED のライトが購入できますけどー、そこはやっぱり自分の欲しい機能が無いので創るしかありません。

リニアテクノロジーの白色LED用ドライバーICとしてLTC3490があります。
電池1本~2本の電圧を昇圧して白色LEDに必要な電圧を得る事ができ、1Wクラスに必要な350mAを得る事が出来ます。
内部は同期整流式となっていて、スイッチング周波数も高いので、外部インダクターに小型の物を使えます。

ストロベリーリナックスでも完成モジュールとして扱っているようですが、自分は、扱いが始まる以前に、リニアテクノロジーから30個程調達していました。

白色LEDは、350mAで100ルーメンとゆー、明るさがでるCREEのデバイスを使います。
CREE XLamp XR-E WH-Q4

凄く昔に、自転車用のライトとして購入した(一応ハロゲンランプ仕様)「CATEYE」のケースなどを利用して、そこに組み込みました。
※電池4本仕様だったので、エネループ二本仕様にして、空いたとこにドライバーを組み込んでいる。
LEDライト全体

最近の流行りは、やっぱ「点滅」です、電池も長持ちするし、目立つので、良いと思います。
点滅回路の制御には、AVRのATiny2313Vを使っています。
タイマーIC555なんかより、マイコンを使った方が簡単で柔軟で、しかも安いとこが凄い気がします、しかもプログラムはC言語を使って、gccを使えます、何とも良い時代です(笑)

LED は350mAとか流すと、かなり発熱する為、銅版を切り貼りして、放熱器を付けています。
LED 放熱器

LTC3490には、バッテリーの電圧が低下した場合のロックアウト機構が付いています、プログラムでは、この端子を確認して、電池の交換(充電)を知らせるようにしています。
※1秒間隔、デューティー5%の点滅
※通常は0.3秒間隔、デューティー30%の点滅

「CATEYE」の電源スイッチは2段になっていて、明るさを二段に変えられたのですが(驚いた事にチョッパーの電子回路が入っていた)、これを取り去り、このSWの切り替えを利用して、点滅モードを切り替えるようにしています。
※別途モード切り替えのスイッチを設けても良いのですけどね・・

今回作ったモードは4つ:
・常時点灯
・点滅
・3点バースト点滅
・5点バースト点滅
モードSWを切り替えする度に、4つのモードが切り替わります、AVRには小容量のEEPROMがありますので、モード切り替えが4秒程ホールドしたら、そのモードをEEPROMに記憶して、次回電源が入った時はそのモードで起動するようにしています。

LEDライト全体

ドライバークローズアップ

ソースコードとコンパイル済みバイナリー
※flicker

FSW ミニバイク6時間耐久レース

昨日は、FSWフルコースで開催された、ミニバイクの6時間耐久にライダーとして参加しましたー

ミニバイクとはいえ、久々のレース、天気も良くて超楽しかった~♪

土曜日:
この日は、練習日だったけど、ブーツやグローブが、茂木のガレージにある事が判明、茂木まで、取りに行った・・・(泣)
夜中に家を出て、ダッシュガレージに着いたのが7時過ぎ、荷物を積んで、すぐ引き返したが、自宅に戻ったのは12時くらい、この日は諦めて、家でゆっくり過ごし、明日の朝現地入りする事に決めた。
※自宅から茂木まで、160キロ強、ガソリン代だけでも、それなりの金額となる、高速を使っても、30分くらいの短縮なので、朝早くに家を出て、ひたすら下道で行った、カーナビと色々な脇道の研究から得られた最短コース、だがまだまだ研究の余地はある感じ、信号が少なく、交通量が少ない道と、国道やバイパスで、車線レーンが多く渋滞が少ない道を組み合わせてるが、時間帯によっては駄目な場合もある。

日曜日:
朝5時にFSWに着いたら、ゲートが丁度空いた~
※参加者が多いので、朝5時なのに入場待ちで渋滞してましたー
装備品の検査を済ませて、レーススタートまでまったり~
リッターバイクのレースと違って、まったり緩やかな時間が流れている感じ~

NSF100

NSF100に乗るのは、数年ぶり、レースも数年ぶり、FSWをミニバイクで走るのも初めて、とゆーネガティブ要因だらけだったので、安定して走る事、あんまり冒険をしない事など念頭において、最初のスティント・・・
ピットロードを加速する時はちょっとドキドキだった(笑)
色々な事を試しながら、そこそこ、普通に走って、45分で次ライダーに渡す、ノーマルのNSF(キャブは、どらみちゃんのNSFから借りたCRキャブが付いてた)ではスピードが出ないのと、コーナーリングが遅い(腕が悪い)ので、ビンビン抜かれる・・・
以前に、ファン感で乗った時の教訓を生かした乗り方に終始したけど、タイムを削る為の洞察力(センス)が凄く必要だと感じた、AとBを試して、どっちが「お得」なの?を周回の度に色々試した。
※この段階で、チーム内ベストタイムだったが・・・

二回目のスティントでは、1回目の経験を元に、もう少し踏み込んでみようと思ったけど、自分と同じくらいのタイムの人とかみ合ってしまい、駄目駄目だった。
※まぁ言い訳ですけどね・・・

ミニバイクは速度が出ないので、リッターとは違った緊張感がある、意外と奥が深い、まだまだAMENAって感じだなぁー

この日のチームベストは通称「部長」でした、4秒も差がありました、寝かしすぎると、リアが外へ逃げていき、いつまでも向きが変わらない、結果、遅くなるので、なるべく速度を落とさないでコーナーを抜けるより、基本に忠実な方法として、十分減速をして、向きを短時間で変えて、立ち上がるようにしたけど、パワーの無いバイクには通用しないようです、それでもレーシングキャブのおかげて、ドノーマルに比べてアドバンテージがあり、かなり良かったと思うけど・・、基本的にコーナーが遅すぎ、スピードの殺しすぎでは、タイムを削る事は出来ない、今後の課題ですな・・

途中、シフトペダルが折れたり、多少のトラブルはあったものの、無事完走しました。
クラスでは18台中、13位でした、同じバイクなのにトップグループとタイム差がありすぎ・・、ミニバイクもしっかり練習して、ミニバイクなりの乗り方をマスターしないと駄目ですね・・・

楽曲のリンクなど(その2)

クリプトン・フューチャー・メディアから発売されているキャラクター・ボーカル・シリーズ、現在、03まで発売されている、01「初音ミク」、02「鏡音リン・レン」、03「巡音ルカ」、初音ミクが一番最初に発売されたのもあるけど、アップロードされている楽曲では一番多い、他の理由として、「パラメーターの調整がしやすい」音源であると言えると思う、少なくとも、02、や03の方が、音素のレコーディングにおいては有利なハズだから、普通に考えたら、01で難しかった部分は、02、03で改善されてもおかしくないのだが、逆に02、03の方がクセが強く、ある意味難しいと思える、それは、動画サイトにある楽曲を色々聴いてみれば、感覚的に理解できるのでは無いだろうか・・、とゆー事は、現在のボーカイロド2エンジンで最も大きなファクターは、「音素」のレコーディング品質と言う事なのだろうか・・、デジタル機材やスタジオはあまり大きな変化は考えれない事から、消去方では、音素の元=声優の技量が直接製品の組成を決めてしまっているように思う。
自分が高校生の頃、秋葉原のマイコンショップでバイトをしていた頃、日立のパーコール音声合成システムを使った機器の設計、製造に関わった事がある、「パーコール音声合成」とは、簡単に言うと、声帯の構造を近似的にモデリングした発音エンジンを使い、そのパラメーターを時間軸で変化させて、音声を発音するしくみで、メモリーが高価だった頃、少ないメモリーで多くの言葉を発音する仕組みとして色々な機器に搭載されていた、その時、「声優」の「凄さ」を感じたものだった、ボイストレーニングをしている声優は、非常に安定した声を発音する事ができる、これはボイストレーニングをしていて、基礎が整っている為だと思う、その他に声質や声の演技、表現、かなり幅の広い技術を習得している、そんな百選練磨の声優でも、ボーカロイドの音素の収集には、今までの「声」の仕事とは違ったスキルが必要なようで、苦労が絶えないようだ、初音ミクの声優「藤田咲」さんは、ボーカロイドの音素レコーディングにおいても稀な才能を発揮したようだ。

ボーカロイドの音素レコーディングがどんな物なのか、詳しい事は判らないが、トークイベントやインタビューなどでリークされる裏事情から、多少は、うかがい知る事ができる。

YouTubeで見つけた貴重な音素の一部、
初音ミクの世界part3
仕事とはいえ、こんな意味も無い音のレコーディングを50時間もやらされるかと思うと、ぞっとするが・・・、本当に声優の皆さまには頭が下がる思いで一杯です。
※藤田咲さんには、売上の一部をボーナスとして受け取る権利があってもいいのではと思ったりもします。
番外編:
藤田咲さんによる 初音ミクの ものまね

(1) 最後の女王
「巡音ルカ」のオリジナルで最初に注目した楽曲、巡音ルカさんの雰囲気とも合っていて、調音も素晴らしいです。
『巡音ルカ』最後の女王『オリジナル』

初音ミク wiki - 最後の女王

(2) magnet
やっぱりこの曲は衝撃です!
ボーカロイドだから、デュエットも出来るんだよねー、当たり前だけど、楽曲の良さと、雰囲気、詞、調音、どれもこれも凄さを感じます。
ProjectDIVAのリンクでも紹介してますが、フルコーラスで「曲」だけでも是非聴いてもらいたい曲です。

初音ミク wiki - magnet
※イメージイラストの作者問題で、ニコニコ動画は、「非表示」となっているようです、Amazon のコメント欄でも、イラストの作者問題で色々あるようですけど、「流星P」さんとは何の関係もないですから、その問題とは分けて考えるべきでしょう。

この曲を聴いて、「流星P」さんに注目するようになりました。

(3) magnet -favorites plus-

magnet で興味が湧き、CDが発売されていたので、買いました、他の楽曲も、凄い曲が多数あり、超お勧めのボカロCDです。
初音ミクは高いキーの声の伸びが凄く綺麗で魅力的なのですがー、バラード調の曲でも凄く合う事を認識しました。

このCDから、得に気に入った曲のリンクを~
※CDに入っている曲「favorites plus」と、ニコニコ動画で発表された曲は、多少アレンジが違います、CD版の付加価値なのでしょう、また、CDに入っている曲でも動画サイトへの発表が無い曲があり、それらは、公式な物では無い為、YouTubeのリンクはグレーと言うかアウトな気もします。
・FAIRYLAND
・君に嘘
・朧月
・オルゴール

初音ミク wiki - 流星P

(4) World is Mine
この楽曲、初めて聴いたのは、随分後の方です、お勧めの代表曲としては、一番か二番に推す必要がある曲なのかもしれません。
また、「supercell」、「ryo」と言うキーワードを外すことも出来ないほど精力的な活動をしています。
下のリンクにありますが、楽曲の専用サイトがあるのも特筆すべき画期的な点でしょうか、またボーカロイド以外でも、アニメの曲なども提供しているようです。
World is Mine(ワールドイズマイン)

初音ミク wiki - ワールドイズマイン

World is Mine (専用サイト)
↑mp3の他、壁紙などもダウンロードできます。

supercell

(5) メルト
なんて可愛い曲!

メルト

初音ミク wiki - メルト

メルト(専用サイト)

Project DIVA

動画が秀絶な作品をリンクしたので、ここで、Project Diva の事を少し~

初音ミクなどのボーカロイドがここまでのムーブメントとなった一つとして、セガが PSP 用にリリースした、ゲーム、Project Diva の存在が多分にあると思う、このソフトはボーカロイドの人気曲を集めて、その曲で、リズム系ゲームをプレイする事の出来る「音ゲー」なのだが、付加価値を追及する試みとして、各楽曲に合わせてボーカロイドがダンスを踊る、これは、ダンスアクターの動きをモーションキャプチャーで取り込んだものなのだが、曲調に合わせて創られた秀絶なダンスパフォーマンスで、一見の価値がある。
PSPの解像度は低くて、処理能力にも限界があり、3D表示されたキャラクターも多少荒いのだけれども、それでも、「動き」は本物で、音ゲーとして良く練られている。
動画サイトには、これらゲーム画面をキャプチャーしたものが多数あるので、見てみると良いと思う。
一方、ゲームセンターには、ProjectDivaの業務用機も置かれていて、こちらは、十分なレンダリング能力があり、HD映像で高品質となっている。

フューチャーされる楽曲は、主に殿堂入りした曲が中心だが、ゲームの性質上、バラード調の曲やスローテンポの曲は、難易度を高く出来ない為、少ないようだ。

ただ、映像として、高品質なダンスと、楽曲が合わさった時の、全体のパフォーマンスはかなり魅力的で、想像以上の付加価値となっている。

「2010年3月9日」はボーカロイドにとって特別な日となった、セガは、Project DIVA で培ったエンジニアリングを本物のライブでも発揮できる事を証明した、元々セガは、ゲームセンター向けメダルゲームなどで、大型筺体を運営、研究していた背景があり、プロジェクションのエンジニアリングも多くの技術を保持している。

その技術と、ボーカロイド、人気Pの楽曲、スタジオミュージシャンによる生演奏を組み合わせて、本物のライブを行った(ミクの日感謝祭)、まぁライブと言っても、ボーカロイドのダンスなどは事前に収録してレンダリングされた動画をプロジェクターで映していたものだけど、このライブ用に新たにモーションキャプチャーをやり直したものもあるようなので、セガのこのライブに対する本気度も半端では無い、このライブは、ProjectDIVAの販促にもなっている。

同年10月頃、そのライブを収録したDVDとブルーレイが発売され、かなりのセールスがあったようで、動画サイトにその動画がアップロードされているので、いくつかリンクしておく。※これは、著作権的には完全にアウトな物なので、消されてリンクが切れてしまう事もあると思うが、ご容赦願いたい。

・初音ミク - ワールドイズマイン
・初音ミク - 裏表ラバーズ
・巡音ルカ - 星屑ユートピア
・巡音ルカ - Just Be Friends
・初音ミク/巡音ルカ - Magnet

楽曲のリンクなど(その1)

現在のところ、カバー、オリジナルを含めて、非常に莫大な曲数がアップロードされている、曲の「出来」もそれこそ色々あるので、「もし興味が湧いて聴いてみたい」となった場合に、「オススメ」の曲をリンクしておこうと思う。
※これは、自分の嗜好によるところもあるので、その理由も添えて。
※他の聴き方として、人気曲にフォーカスする方法もある、再生数がミリオン(100万回)を達成した曲や「殿堂入り」を中心に聴いてみる方法、ただ、再生数が伸びなくても「良い」曲というのはあるもので、その人の嗜好もある。

自分はバラード調の曲を好む傾向にあり、自然な声の調音が好みなのだが、「曲」や「詞」自体の「良さ」で聴かせるものもあるし、カバーでも良いものがあるので、かなりバラバラと言ってもよい。

(1) Lividus
最初に自分がボーカロイドの曲に注目した楽曲
初音ミク with Sweet Ann オリジナル曲『Lividus (full)』
初音ミク発売後、初期の頃、まだあまり調音のテクニックが確立されておらず、みんな試行錯誤が続いてる段階で発表された曲で、Vocaloid1のSweetAnn(Meiko)をコーラスに使っている、曲の最初で、ブレスの音が入っていて、「おお!」と反応してしまった。

調音バランスも良く、あぁ、ボーカロイドでもこれくらいは出来るんだと思わせた作品。

初音ミク wiki - Lividus

(2) Re: package
ボーカロイドに興味が湧き始めた頃、既に発売済みだったのだが、値段も安いので、amazonで買ってみた、最初に曲を聴いた時には、声に色々とエフェクトがかけられていて、自然な歌声では無い事から、自分的には多少不満もあったけど、聴いてるうちに、楽曲や詞の良さが判り、歌声も、「アリ」だなと思うようになってからは、かなりヘビーローテとなっている、ジャケットの「絵」も素晴らしいと思うし、ビクターの力の入れようが判ると言うもの、曲はニコニコでもYouTubeでもfullバージョンが入手出来るのだけど、プロダクトとして素晴らしいので、買っても損は無いと断言できる。
※相当数売れたようだけど、その理由も判ると言うもの・・

初音ミク wiki - Re:package

とりあえず、その中からいくつかの曲リンクを~
・ストロボナイツ
・Last Night, Good Night
・ファインダー
・椛
・日々の夢想い

他の曲も粒ぞろいなので、後は自力でどうぞーw

(3) Nebula
ニコニコやYouTubeに公開されている動画は、そのほとんどが楽曲が中心で、主に静止画が多い中、全て3Dでレンダリングされた動画映像と、ギターの生音が合わさった強烈な作品を見つけて、その作品の世界観と品質に驚愕した、ここまでやるとは・・・、ここまでの「腕」を見せれば、この映像作家自体のプロモーションにも成功したと思えるが、映像作品作りのモチベーションを維持出来ると言うのも、才能の一つなんだろうね。凄い!

【初音ミク】Nebula【VOCALOID3DPV】【HD 720p】+mp3♫

初音ミク wiki - Nebula

(4) ゆっくりしていってね!!!
セルアニメでも、クールなPVがある、曲もツボにはまってなかなか良い、クセになるフレーズ。
【初音ミク】ゆっくりしていってね!!! 【PV】【HD 720p】

初音ミク wiki - ゆっくりしていってね!!!

ボーカロイド関係の話題なども始めました~

度々話題にしている、ボーカロイド、自分的に注目度が高いので一応カテゴリーを作成してみた。

いくつかの否定的意見が多い逆風の中で、何故これほどまでに興味をそそるのか少し考えてみた。

前にも言った事があるし、他の誰かも言ってる事だが、ボーカロイドは「楽器」である、しかしながら楽器であるにも関わらず、「言葉」を直接伝えられる、なので、純粋な楽器とは違う事も明らか、これはテクノロジーの可能性が生みだした新しい分野と確信する。

この新しいメディアは、流通も大きく変えてしまった、普通は、CDを売るのが「使命」(良くも悪くも)となってしまっているメジャーアーティストならば、事前に「売る」為の仕掛けを用意して、プロモーションを行い流通させるのが普通だが、ボーカロイドの場合は、P(プロデューサー兼、作詞、作曲などの創作者)がニコニコ動画やYouTubeなどで曲を発表して、再生回数が多く、共感された曲が、CDデビュー(メジャーでもインディーズでも)するとゆー、逆パターンで流通している。


Re:package

※発売1週目で2万枚を売り上げ、オリコン週間チャートで初登場5位を記録

昨今、メジャーのCD売上は、下降の一途を辿り、売れるアーティストは一握りだけで、ほんの少し売れるか、凄く売れるかの二極化になってしまっていて、もはや、CDのセールスだけでは、商売として成り立たないような難しい岐路にたっていると思われる。

ボーカロイドのような新分野が、そこにどのように影響していくのか、これから興味がつきない。

ボーカロイドは良くも悪くも透明で、「曲」に対してPの個性が思う存分注ぎ込めるところが画期的と思う、もちろん、元になっている(中の人、音素のレコーディングをした)声優やアーティストの性質が大きく影響している事は確かではあるけれども、基本的に歌い手の個性はスポイルされ、Pの影響力が大きく作用する、この辺りが、ボーカロイドの楽曲に対する興味の源となっていると思う。

いくらかの人は、ボーカロイドの歌声は不自然で、聞くに堪えないと言っている人もいるのは確かだが、現段階(主にVocaloid2)でも、非常に精妙に調音された楽曲では、不自然さをあまり感じない曲もある、この「不自然な」と言うところの形容は、当然ながら時間の問題で、そのうち解消され、人の声なのかボーカロイドなのか判別出来ないレベルまで到達するだろう、最初は、その不自然な感じが気になっても、「楽曲」、「曲の詞」にフォーカスすると、今までに無いような新しい広い世界が広がっていると思う、一度そんな世界を経験してしまうと、多少の不自然さは気にならなくなってしまうものである(Pの創る曲を楽しんでいるのだから)。

本当に音楽が好きなら、ガタガタ文句を言う前に、良いところを見つけて、新しい世界に浸ってみるのも「粋」だと思う。

まぁ無理に聞けとは言わないけども、創作活動もした事が無いくせに、個人的な感情だけで、「否定」はしてもらいたくは無いなw