RL78/G13には、10ビット(8ビット)のA/D変換が付いてる。
変換時間もかなり速くて、最大だと、2.125uS。
・入力は最大12チャネル(64ピン版の場合)
・サンプル&ホールド回路も内臓
・入力チャネルを、基準電圧源の「+」、「-」に切り替えが出来る
・内臓電圧リファレンス(1.45V)に切り替えできる
※1.023Vが便利だと思うが・・
経験的に、AVRより、国産のマイコン内臓のA/Dの方が、変換精度が高く、
ノイズに強いと思う。
※AVRは、サンプルホールドが無いので入力信号によっては変換誤差が大きい。
ただ、10ビットは多少物足りない、12ビットは欲しいところ。
少し意外なのは、ルネサス(日立)系では、A/D入力は、入力ポートにしか転用
出来ないものだが、RL78では、入出力に設定出来る点が、利便性が高い。
国産マイコンのA/D変換は、変換開始のトリガーを色々選べるとか、かなり細か
い設定が可能なので、クラスでそれらを全てサポートする場合は、設計が難しい。
今回は、チャネルを選んで、変換するだけの、淡白な機能しか実装していない。
※必要に応じて、メソッドを追加したいと思う。