CNC-6040、リニアブッシュの交換(その2)

注文していた、オープン型リニアブッシュが届いたので、交換した。
やはり、以前の物とは明らかに違う、今度のは、ガタつきが無く(当然だけど・・)、シャフトに通すと、少し渋いくらいな感じだ、今回グリスではなく話題の「ベルハンマー」を購入したので、それをスプレーしたら、かなりスムーズに動くようになった。

ホルダーからリニアブッシュを抜く際に、何か良いものが無いか探したら、サランラップの芯が、ベストなサイズだった、しかも紙なのだが強度も十分にあり、キズも付かずに、簡単に抜く事が出来た。
向かって左側のホルダーは、少しきつめになるように加工(トゲ的な出っ張りを数箇所作って調整されていた)されているが、右側は、加工は無く、スルスル入る、ホルダーには、ブッシュを押さえる為と思われる、ネジ穴があり、そこに、ビスを付けて適度に締め付け(フライスなどのテーブルのカミソリを押さえるような)、ガタ付きをキャンセルできるようにしてあるので一応利用させてもらった。

次に、テーブルを固定するボルトが渋いので、タップを立て直す。
この時、タッピングペーストを使うが、以下の物が優れもので、穴あけでも抜群の威力を発揮する、この感覚は使った人じゃないと判らないが、CRCやオイルなどとは雲泥の違いがある、そんなに高い物では無く量も多くてリーズナブルだと思うので、穴あけなど、一度試してみる事をお勧めしたい!

Tスロット・テーブルを固定する穴は、かなりいい加減で、中心に空いていない箇所があり、ミニルーターを使って、適度に広げた、また、使っているビスが短い為、ネジが噛む部分が短く、強く締め付けられない、しかも普通形状のビスが使われているが、スロットを使う場合に「あたる」ので皿ネジか、低頭ネジを使うべきと思う、こうゆう質の悪さは、折込済みとは言え、やはりガッカリする、ほんの少しだけ気を使うだけで良いのに・・・
ステッピングモーターを固定するビスも、上部ユニットを固定するビスも短すぎて、ネジを噛む部分がほんの少ししか無い、強く締めたら簡単にネジ山が飛んでしまうだろう・・
剛性の強化も必要なので、少しづつ観察しながら進めていこうと思う。
※スピンドルモーターを買い間違えてしまい、注文しなおしたので、まだ先は長い・・

このCNCを載せる為、新たにメタルラックを購入して、天板を加工した、外は雨なので、家の中で電動ノコを使ったら、削りかすが凄くて掃除が大変だった・・・(当たり前だけど)
CNCを運転するまでに、左右と後ろ、前にボードを貼って、切子が飛散しないようにしないと大変な事になる、その板も購入してあるが、それはもう少し後で加工する事にする。
前は、透明な板とかにして、中が見えるようにしたいものだ・・・