電源が豪華
このモニターの電源はかなり豪華な創りでコストをかけているように思う。
モニターの要は、液晶よりも電源なんだと実感する。
こんなに豪華な創りの電源は久々に見たー
※AppleのACアダプターを分解した時にも、使っている部品や構成など、凄く感心したが、それと同等くらいの感動がある。
AppleのACアダプターの場合は、コンパクト化で、ありとあらゆる空間を有効に活用する為、3次元的に部品を配置して、全く隙間が無かった。
この電源はスペースには余裕があるので、一見、部品の配置はスカスカだが、裏面には、かなり表面実装の部品を配置してある。
使っている部品もグレードが基本的に高いように思う。
消費電流はそんなに多く無いけど、ちゃんとPFC対策電源になっている。
制御ICの型番は、削ってあり、消されている。
最終段は 18V で、そんなに電流は流れないけど、FETによる同期整流回路を採用しているようだ。
この電源なら、簡単に故障しないだろうと思われる。
※どこぞの中華電源とは、全く別次元のグレードw
コンデンサが到着
コンデンサが到着したので、部品をハンダ付けするものの、パターンが広く、熱が拡散して、思ったようにハンダ付け出来ない。
※秋月の送料は、1万円くらいじゃないと無料にならないが、500円くらいなので、他に欲しかった部品を少し加えて、通販した。
それでも、秋葉原に行って帰ってくるだけで、2500円くらいかかり、往復6時間は電車に乗る事を考えると、2、3日かかってもかなりマシだ・・・
鉛フリーのハンダも、このような場合にはハンデとなると思うが、それにしてもかなりヘタクソ・・・
でも、一応、ちゃんと付いている事を確認した。
うっかり外した電源コネクタ近くの電解コンデンサは、頑張っても、ハンダを吸引出来なかったので、ストックしてあった物を無理やり付けた。
※220uF、25V
一部のコネクタを壊していた
最初に分解する時、この部分のフレキコネクタを壊してしまった、よく見えなかったのが原因だが、かなり気を付けていたつもりなので、自分的にかなり精神的ショックが大きい。
コネクタを交換する事も考えたが、これは、液晶パネルの温度を計っているらしいので、まぁ、無くても問題無いと判断した。
一応、ケーブルを挿して、隙間に厚い紙(名刺)を挟んで、何とかなったと思う。
このフレキコネクタと同じ物を探すのも大変そうで、通販に日数がかかると思うし、交換の手間もスキルもかなり高い。
と呼ばれるネットショップ(YouTubeに修理の動画が沢山ある)に、
「低温ハンダ」が紹介されている、これを使えば、取り外しは可能と思うが、3cmで600円と高価だ・・
組み立て
いつも後悔するが、分解する前に写真を撮っておくべきなのだが、今回も忘れている。
分解の様子は、その時は覚えているが、数日たつと、どうなっていたか忘れている・・・
組み立ては、パズルのようだが、そこまで難解ではなかったので、何とか元に戻せた。
一応直ったようだー
電源を入れてみるー
電源ランプが点いて、画面にロゴが表示された、どうやら直ったようだー
一応、MacBook Pro 13 に接続してみた、問題無い。
直る事が判っていれば、モニターを注文しなかったのだが・・・
折角直ったのだから、メインモニターに戻すべきなのだが、買ったばかりのモニターなので、迷うところ、一番の問題は、間違って解像度が低いモニターを買ってしまった事だ、同じ解像度なら、新品モニターを迷わず使うのだが・・・
でもまぁ、やはり解像度が高い以前のモニターを使うべきなのだろうなぁー・・・