2021年、扇山登山、その1

今年初めての登山

自宅から「扇山」山頂(1138m)へは直線距離で約3.5キロ、結構近いが、上れば往復6時間くらいかかる。

自宅からは、宮谷地区からの登山道を利用する事になるが、使う人がほとんどいない為、整備がされておらず、かなり荒れている。
それに、かなり大回りしなくてはならない・・

かと言って、鳥沢駅や、猿橋駅方向からだと、遠回りでもあるし、時間がかかり過ぎる。

そこで、最短ルートで登れそうな経路で登る、「アドベンチャースタイル」w、を開拓しつつある。
道は険しいが、登山道と違って面白味があるし、同じルートを通らないので、毎回新鮮だ。

この方法は、5回くらい、色々なルートで登って、「何とかなる」と思えるようになった。

今回は、新規ルート、事前に等高線を調べて考えたルートで登り、ほぼ同じルートで降りてきた。
※上りは3時間、下りは2時間30分くらい。

上りは意外と簡単だが、下りは難しく、稜線に沿って下りていると思っても、いつのまにかルートから外れて、急な斜面を降りていたりするので、細心の注意が必要となる。
間違ったルートを一旦下りてしまうと、登る事も降りる事も出来ないような、緊急事態になったりする。
※以前にそれで、崖から転落するとこだった・・
※砂防ダムも注意が必要で、絶対に小川を下りてはいけない事を悟った。

宮谷からの上り口

稜線はいくつもあるが、急過ぎて使えない場合や、生えている木の種類、倒木、岩の状態など、難易度が異なる。
また、最初はなだらかでも、途中で急こう配で登れない場合もある。(迂回も出来ない)
※2月頃、プレ登山で状況をある程度確認しておいた。

登山道からU字溝が見える場所から入っていく。
この辺りは、植林された木々で、作業用の道らしきものがあるので、それに沿って上っていく。
途中から稜線に沿って登っていく。

多分ルートは、上のようなもので、途中、急こう配があるが、それをクリアすれば、稜線に沿って登っていける。
1109mの処に合流しれば、通常の登山道となる。
ここまで来れば、整備されていて、登山客も多い。
この「赤い」ルートは単に稜線に沿って登るだけの簡易的なルートだが、所々、ピンクのテープが巻いてあるので、以前に誰かが上った事があるものと思う。
ルートには動物の糞(鹿や小動物?)や足跡がある、最近は、それが新しいのか古いのかが判るようになってきた。







写真で見える景色は、普通に見えるが、斜度はそこそこあり、登りは結構厳しい!

下りのルート選び

登山道では無い、稜線を下るのは、標高が高いと、道が狭く、他にルートは無いので、単純で簡単だが、降りるにしたがって勾配が緩くなると、行ける範囲が広がり、選択枠が多くなる。
そうすると、思ってもしない方向に行ってしまう事が起こる、それを補正しながら慎重に下っていく。

iPhone アプリ「ジオグラフィカ」を使い、ルートを外れていないか確認しながら降りていく。(このアプリ、非常に便利)

途中、間違ったルートを下りて登ってをしたが(ロスは100mくらい?)、無事に宮谷の登山道まで降りてこれた。

富士山は、途中見えていたが、山頂に付いた頃(お昼)にはガスって見えなかった。

多分、今までで一番速い。

それでも、6時間近く歩いたので、ヘロヘロになっていた、2日くらい筋肉痛だった・・

このルートは、中々面白いので、もう一回くらいは挑戦してみたい。
iPhoneの助けを借りずに、降りてこられたら、文句は無い。