18650単セルの放電など行っていて、接触抵抗の少ない電池ボックスがあると
便利だ。
一般に売られている汎用電池ボックスは、スプリング式の電極なのだが、構造上の
問題で、接触抵抗が不安定で、使い物にならない場合が多いようだ。
充電、放電電流が小さい場合は、それでも良いが、1Aくらいだと、接触抵抗の増
大により、充電電圧、電流の制御が不安定になり、充電が正しく行われなかったり
する場合もある。
そこで、通販で売られている引きバネ式の充電器に習って、同じような構造で、電
池ボックスを自作してみる事にした。
まず、どうやって作るか?
色々考えた末、両面スルホールのユニバーサル基板を組み合わせて作る事にした。
※以前に、自動車の車内ランプをLED化した時に、電極と、基板のスルホールを
利用して半田付けする事で、製作性と強度を確保しつつ、自由に形状を作れる事が
あった、この方法を電池ボックスにも応用してみた。
スルホールのユニバーサル基板は、値段が高いので、少しもったいないけど、試み
としては面白いと思う。
2.54mmを「単位」として適当に考えた。
※作ってからタイトにしすぎた事に気づいた・・・
※毎度の事だが、構造が懲りすぎと思える、ただの電池ボックスなのに・・・
ただ、コストを出来るだけ抑える工夫はしている。
各部品:
コンターマシンがあるので、ガラスエポキシの基板を切り出すのは簡単だけど、切
断面はシャープでは無いので、ベルトグラインダーで整えて、リューター、ヤスリ
などで、曲面を切り出したり、整形する。
※電動リューターは、以前に友人から貰った物だが、細かい加工がやりやすい優れ
ものだ。
スライド接点の作成:
内径3mmのジュラコンをスライドメタルに使って、3mmのステンレス棒をスラ
イドガイドにしたものの、「引きバネ」では意外とスムーズに動かない事が判明。
とりあえず、「引きバネ」じゃなくて、押しバネなら大丈夫そう・・
強力な「押しバネ」が手元に無いので、とりあえず、保留だな、残念・・・
まぁ、こんな事は良くあるwww